WebAbornをGoogle Chrome15にインストールする方法

[しゃべり担当] WebAborn(ウェブあぼ〜ん)という User JavaScript 作成サイト
http://ai11.net/software/webaborn/
を公開してるんだけど、「インストールできません」という報告をいただいた。


[合いの手担当] そういう場合どうするの?


[しゃべり担当] まず「再現できるか」確認する。
動作環境が書いてあったので再試しやすかった。Windows7 と GoogleChrome15で起こって、Firefoxでは起こらないんだって。


SRware IronというGoogleChrome互換ブラウザのバージョン13でこちらでは問題なく動いてるから、たぶんChromeのバージョン15になにか変更があったのかな‥‥と考えた。
GoogleChrome Portable http://portableapps.com/apps/internet/google_chrome_portable
のバージョン15入れて試したら確かに報告されたとおりだ。

Webあぼーんで作成した「WebAborn.user.jsファイル」を
Google chrome(15.0.874.106 m)でインストールしようとしたのですが
「could not read source file」というメッセージが出てしまいました


[合いの手担当] ほほー。次はどうするの?


[しゃべり担当] Google検索で解決策を探したよ。
"could not read source file" chrome
で検索したら答えが見つかった(英語で)。
http://tech.shantanugoel.com/2011/09/19/chrome-scriptextension-installation-error-could-not-read-source-file.html


[合いの手担当] なんて書いてあるの?


[しゃべり担当] GoogleChromesvnリポジトリでソース追ったとか書いてある。


問題が起きるのは「Google Chromeのダウンロードフォルダ」に WebAborn.user.jsがあるとき。


つまり、解決策は「Google Chromeのダウンロードフォルダ」以外に WebAborn.user.jsをいったん移動して、そこからドラッグ&ドロップすればいい。


ちなみに「Google Chromeのダウンロードフォルダ」はChromeウィンドウ右上の[ 設定アイコン > オプション > 高度な設定 > ダウンロード > ダウンロード先] で変えられるぞ。


[合いの手担当] ‥‥なんでこんなことが必要になったんだろうね


[しゃべり担当] Google Chromeにuser.jsファイルをドラッグ&ドロップすると、内部的にいったん「Downloadフォルダにそれをダウンロード」してから読み込むという処理に変わったようなんだ。


そのときDownloadフォルダに既に WebAborn.user.jsファイルがあると、内部的にダウンロードしたときファイル名をWebAborn.user(1).jsにしてしまうので、インストールできなくなる。さっき見たこの画像にWebAborn.user(1).jsとあるだろ。


[合いの手担当] ほんとだ。


[しゃべり担当] これでWebAbornは正常に動くようになる。