Windowsで片手で入力できる配列

Windowsで、片手で入力できる「ほたて配列」を作ったので公表するよ。


片手で日本語入力って、スマートフォンやケータイなら当たり前だけど、パソコンではあまり見あたらないね。

特徴

  • 右手と左手のどちらでも、片手で入力できる。右手用と左手用は鏡で映したように正反対なキー配置。
  • 両手を使って入力も可能。理論上はスピードアップできるはず。(私は頭がこんがらがるけど)
  • 単純はキー配置なので覚えやすい。(打ちやすさより、覚えやすさを取りました)
  • なるべくキー打鍵数を少なくなるように設計。
  • ローマ字テーブルの改変で可能。親指シフトでは必要になるキー配置転換ソフトは、不要。(ただしMS-IMEでは左手用しか用意できなかった。MS-IMEは指定できないキーがあるため。ATOKGoogle日本語入力は右手・左手ともに可能)

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説明

このキー配列名の由来は、「片手で入力できるから、『片手入力』って名前にしようか‥だめだな。一般的すぎる。かたて、かたて‥‥音の似ている『ほたて』にしよう」という感じで決まった。

作成経緯

パソコンで片手で入力するための日本語キー配列って、以前にも作ったよね


以前の記事はこれ。
片手で日本語入力できる「ベルダ配列」 http://d.hatena.ne.jp/itouhiro/20080512


これは考案してすぐ、自分でマスターする前に、記事を公表したんだ。
そのあとで訓練してみたのだが、欠点が明らかになってきたのだ。

  1. ケータイの「ポケベル入力」が思ったより早く廃れてしまった。
  2. 面切り替え方式はミスタイプが多い
  3. 打鍵数が多い。運指も非効率。
  4. そもそも日本語変換が片手では面倒なので、あまり便利ではなかった。


一番の問題はケータイの「ポケベル入力」が使われなくなったこと‥‥

ポケベル入力とは長いつきあいになるだろうとその当時は思っていたのだけど、フィーチャーフォンガラケー)自体 勢いをなくし、いまやスマートフォン全盛だ。オレもスマートフォンフリック入力してるし。

で、上の記事にあるベルダ配列というのはポケベル入力使わなくなると、意味がないんだよね。打鍵数も多く、効率的ではないこのベルダ配列というのは、ポケベル入力と似てるというのだけが存在理由だから、ポケベル入力 普段使ってる人にしか意味がない感じなんだ。


いや、ポケベル入力を使いこなしていた当時のオレも使わなくなるほど、不便な感じだった。かな漢字変換にはスペースキーとかEnterキーを押す必要があって、片手では面倒だったからね。


そんなわけで、次回の片手入力作るなら

と思った。