ベルダ配列の習得

先ほど作成したベルダ配列は自分が使いたいので作りました。 でも使ってみると、慣れないのでスムーズに入力できない。


スムーズに入力できるようにするため、練習します。練習方法は以下のようにしました。


キーの位置を覚える


キーの位置を体で覚えます。


これは「増田式キーボード学習法」で学びます。抜群に効果があるのか?といわれると そこまで効果があるかよく分かりませんが、 考えずに機械的に指を動かしてれば練習になるので、最初どうすればいいかわからないときには有効な練習方法だと思います。


この方法のキモは2つで、「2打単位で練習」と「中段→上→下、中指→人差指→薬指→小指のキー位置の順で覚える」ことです。 ローマ字配列(行段系)の場合は、2打目が母音になるようにするそうです。


このルールに従うと、ベルダ配列は 以下の順序で入力を繰り返せばいいようです。

のほ とょこそおぉよろも

ねへ て」けせえぇ。れめ

にひをち「きしいぃ、りみ

ぬふんつゅくすうぅゆるむ

なはわたゃかさあぁやらま


濁点(゛)など一部の文字は、あとで練習することにしました。



増田式で入力練習する。文字を大きく表示するなどの工夫をしている。



わたしは練習のとき注意しているのは以下の点です。

  • メモ帳([スタート - プログラム - アクセサリ - メモ帳])などを起動して、なるべく大きな文字で入力する。
  • 入力する文字を声に出す。
  • キーを1つ打つたびに指をホームポジションに戻す。
  • キーの端っこではなく、キーの真ん中を叩くように気をつける。


あと、1文字ずつ打っていると覚えているのか分からないため、同じ文字を3つくらい連続して打ち込んだりします。


ランダム文字列で練習する


文字の場所をだいたい覚えたら (上の練習に飽きたら)、 次にランダムな文字列を見て、入力する練習をします。


以下にランダムな文字列を (JavaScriptで) 出力するページを作成しました。 一般的な文章に出てくる出現頻度の「高い/中くらい/低い」文字を選んで練習できます。


[再表示]ボタンをクリックするか、リロードすれば、問題文が変わります。まちがえた文字をメモっておいて、後で集中的に練習しましょう。反射的に入力できるよう特訓するとよいです。


まともな文章の断片を入力する

ここまで来たら、あとは普通の文章で練習します。


技術メモ

頻度データ変換方法

  1. http://www7.plala.or.jp/dvorakjp/hinshutu.htm
    から必要なところだけ切り出して UTF-8にする。→kanafreq3.txt
  2. 以下のコマンドを実行。
    $ egrep -v "&nbsp" < kanafreq3.txt | perl -p -nl -e 's/<.*?>//g; s/^ *//; s,\xef\xbc\x88, ,g; s,\xef\xbc\x89,,g;' > kana4.txt
    $ perl -a -nle 'next if /^[ \t]*$/ or /^#/; print "$F[0],$F[1]" if $F[1]>0;' < kana4.txt > kana5.csv
  3. kana5.csv文字コードを shift-jis-dos にして、Excelに読み込んで[データ-並べ替え] 列B-降順 で保存する。
  4. 以下のコマンドを実行。
    $ perl -a -F',' -ne 's/[\r\n]*$//; print "$F[0],"' < kana5.csv > kana6char.txt
    $ perl -a -F',' -ne '$F[1]=~s/[\r\n]*$//; print "$F[1],"' < kana5.csv > kana6freq.txt

Perlコマンドラインオプションの意味

-p 'print $_'
-n 'while(<>){}'
-l 'chomp(); .. print "\n";'