DTP Booster Vol.2 & FCPUG:EOS 5D Mark II
セミナーを聴きに行ってきた。
DTP Booster Vol.2
http://www.dtp-booster.com/vol02/
日時 2009年6月13日(土) 16:00-18:00
14:50くらいに入ったらすわれた。人がそのあとも増えて、立ち見の人も。
まずアップルストア店員さんがScanSnapで名刺読み込みを実演。あとMacBookが新しくなった宣伝。
JavaScriptを使ってIllustratorを遊んでみよう/三村 克巳(フォルシア)
http://www.jtbonline.jp/dom_yado/
- JTBのサイトの日本地図は300画面くらいあるけど、Ai使って、JavaScriptとアクション使えば
2時間で作成できるよ。手作業だと数日かかるところ。数分の一でできますよ〜。 - Adobe Illustrator(以下Ai)の操作自動化には 1)アクション 2)データ駆動型 3)スクリプトがあるよ。
- 1)アクションは提携作業の自動化、2)データ駆動型はWordの差し込み印刷のように一部の文字列を変更する。3)スクリプトはMacではAppleScript、WindowsではVBScript(おっとWindowsの話はAppleStoreでは)、JavaScriptはどっちのOSのAiでも使えるよ。
- AiCS2には ESTK (ExtendScript ToolKit2) というJavaScriptエディタが入ってる。これを使うといちいちJavaScriptをファイルにおとさなくても実行できるよ。ESTKはWindowsでは……おっとここはアップルストアだったWindowsは説明しないよ、Macではここだよ。
- オブジェクトを操作するには、マウスでクリックするわけにはいかないので、ドキュメント構造で指定するよ。
- 初歩のスクリプトから説明。
- (鷹野) JavaScript自分で書かなくても、Webで公開してくれてるjsxファイルをいただいてきて特定場所に配置して、Ai再起動すると、メニューから選んで使えるよ。
AiでJavaScriptを書く入門になってたけど、もっとデモ実行してこんなに便利というのを見せるほうがよい気がした。
Illustratorで光の表現/川端亜衣 カワココ(イラレラボ)
http://illustrator-labo.com/?p=128
http://illustrator-labo.com/?p=346
- Psならレイヤー単位でしか指定できない「レイヤー描画モード」を、Aiではオブジェクト単位で指定できる。
- 光の表現なら、スクリーン オーバレイ 覆い焼きなどを使う。
- グラデをいちいち指定。
- シンボル化するとまとめて変更できる。
- アートブラシ
淡々ときれいな静止画を作成。ひかるブドウとワイングラスの2点がキラキラ。
やっぱり手を動かす人はすごい。
Illustratorでの文字組版(くみはん)/鷹野雅弘(スイッチ)
- CS以降は文字配置はサイズを変更したとき、中央に揃う。ベースラインにする。
- 6月13日土 の「土」は異体字で選べるよ。
- 文字の装飾は、パスに分解するんじゃなくて、アピアランスを使おう。アピアランスだと線と塗りの上下を変更したりできる。
- アピアランスをグラフィックスタイルに登録すると、同じグラフィックスタイルを適用しているすべてのオブジェクトの見た目を一気に同じに変更できるよ。
- アピアランスで「四角」を指定すれば文字を編集してもその周りを四角が自動で囲むようにできるよ。
- テキスト読み込み。ANSIだと文字化けするよ。段落改行は削除できる。
- 段落スタイル。本文や見出しなど。
- 複数アートボードはページものではなく、同じシンボルを使いまわす文書などで使うべき
急いで説明。わかりやすかった。
ぴったり18:00終了。
Final Cut Proユーザーズグループ「EOS 5D Mark II でミュージックビデオを撮る!」
http://finalcutpro.jp/component/content/article/122-fcpug/401-fcpug-eos-mk2-090613.html
http://www.genkosha.com/seminar/2009/06/eos_5d_mark_ii_3.html
2009年6月13日(土)19:00
別にFinal Cut ProユーザーでもEOS 5Dユーザでもないんだけど、デジ一眼で動画というのが興味あって見てみた。
上と同じ会場だけど、こっちはすいてた。
Apple ProRes 422
Final Cut Proの話はとくになく、むしろApple ProRes 422というフォーマットがバランスが優れているという話。
非圧縮FullHD(10bit)はデータ量が1秒1300MBだからMacPro標準(書き込み650MB/秒)では太刀打ちできない。
AppleProRes422(HQ)は 1920x1080 10bitでデータ的には遜色ないけど、1秒233MBだからMacBookPro(書き込み300MB/秒)でもなんとかなるよ。
RAID業務用にすれば非圧縮FullHDでも扱えるけど、250万円とかかかる。AppleProRes422にしとけば、15万円もあればRAID0カード+HDD 6TB準備できる。
RGB=4:4:4がいちばん画質いいんだけど実際にはYUV=4:2:2を使う。YUV=4:1:1、YUV=4:2:0の順に画質が悪い。
非圧縮FullHDとAppleProRes422はYUV=4:2:2。
AVCHDやDVCPROはYUV=4:2:0。
ビールで例える。
EOS 5D Mark II
あとはEOS 5D Mark IIの話。
EOS 5Dはアマチュア向けで、プロ用EOS 1DMark IIIより後に出たのだが、1Dより画質がいい。1Dの利点は雨やショックに頑丈な点だけ。
とにかく高感度。夜や暗所でも明るく撮れる。ISO6400?いや12800まで常用可能。
レンズが一眼カメラの使える。
背景をきれいにボケさせることができる。
小さく軽いので、車載や簡易レール(案外使うのが難しい)や地面スレスレの撮影(水道管使って1万円でできた)とかはラク。ただしカメラの重量バランス取れてない。
以下のムービー冒頭のが地面スレスレの撮影。これらのビデオの撮影風景などを説明。
Canon EOS 5D MarkII "Melelana" By ChiyoTia
http://www.youtube.com/watch?v=GJh06b6dIN4&fmt=22
最近は動画撮影できるデジ一眼が7機種あるけど、
センサー(撮像素子)のサイズは、業務用ビデオ(肩掛けのでっかい奴)が1とすると、マイクロフォーサーズは縦横2で面積4倍。RED ONEという4K2K(4098×2160)の動画撮影するビデオも同じくらい。EOS 5D Mark IIはなんと縦横4で面積16倍。センサーのサイズがそく画質に反映するというものでもないが、4Kの動画も取れるセンサーで2K1K(1920x1080)の動画を撮ってて余裕。
CFカードは45Mとか300xとかのアクセス早いのじゃないとコマ抜けする。
センサーが熱を持つと自動的に電源が切れる。
動画は15分くらいしか連続で撮れない。
タイムコードがないので、音とシンクするために、ラジカセで流していた音を撮影してそれを使って同期した。
カメラのCMOSにゴミがのるのは、なるべく本撮影ではレンズ交換しない(複数機持つ)、レンズ交換のときはブロアー使う、AfterEffectsで消す
絞りがオートになるので、NDフィルターやニコンのレンズつけてむりやりマニュアルにしたけど今はファームウェアアップデートで解消。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkII ボディ
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2008-11-28
- メディア: エレクトロニクス
おすすめ度の平均:なんと見事な性能でしょう!
以下のMusicVideoを見た。
"Beautiful Day" by ChiyoTia
http://www.youtube.com/watch?v=WrATE57TOVE&fmt=22
ChiyoTiaさんのミニライブ 2曲きいた。
アコースティクギターでもけっこう低音が出るんだねえ。
最初の曲は癒し系の曲の感じで眠くなってきた。
眠くならないようにって2曲目はギターも激しい。