TV番組の「カツケン」を見たところ、なんと2009年にもなって「親指シフト」を紹介していました。
http://www.bs-j.co.jp/katsuken/theme/theme17.html
番組の構成
番組の流れとしては、以下のようになっていました。
- 日本人のワークライフバランスはよくない。つまり日本人は働く時間が長く、余暇の時間が少ない。 → 知的生産性を高めることで、労働時間を減らそう。
- 知的生産性を高めるには、以下の3つを実行することだ。
- 雑多な情報を取捨選択し、重要な情報を探り当てる。
- その情報をインプットする。
- インプットした情報を、アウトプットすることで知識として定着させる。
この3つについて詳しく説明すると――
プロセス1: 情報の洪水から1% の本質を見極める技術
プロセス2: アナログ&ITで情報をインプット
プロセス3: 情報は必ずアウトプット
-
- インプット情報を確かめる
- 自分の学ぶを言葉で表現
言葉で表現できないことは理解できていないこと - 自分の学ぶを数字に置き換える
「少しずつ改善」より「1日0.2%の改善」 - 自分の学びから情報を絞り込み、軸を発見
- 自分の学ぶをブログに統合して表現する
親指シフト紹介
上記の項目はほとんど言葉の説明にとどまっていましたが、親指シフトは、わざわざ親指シフト専用ノートPCを用意して、実演していました。
親指シフト専門店「アクセス」 http://www.saccess.co.jp/ の紹介
回答者の人に、親指シフト専用ノートPCで、体験してもらっています。
その結果、回答者3人のうち2人が親指シフトに興味を示したようです。
ほんとに速いのか? 親指シフト
スピードは、熟達すればローマ字入力も親指シフトもほとんど同じになる、と書いてあるタイピング本もある。
むしろ親指シフトはシフトキーとの同時打鍵の「待ち時間」があるから最高速が伸びない、同時打鍵がまったくないローマ字入力のほうが最高速は上だという人もいるぞ。
ただ、オレも6ヶ月親指シフトを体験したけど、「専用キーボードを使えば」、確かにローマ字入力よりラクになるぞ。ローマ字入力より速いというところまでは習得できなかったけど、頭や指のラクさが違うんだ。
でもこの専用キーボードってのがな。
親指シフト専用キーボードに問題があるのか?
この番組で勝間氏は「専用キーボードも8000円くらいから買えます」と言っていた。それって以下のキーボードのことだと思う。勝間氏もこれを別のTV番組「情熱大陸」で使っていた。オレも新品を9000円で購入して使ってみたことがある。
しかし上記のは もう製造中止らしいよ。今製造してるのは、これ。
google:FMV-KB232
お値段2万8千円……高いね。
専用キーボードはスペースキーの位置が普通のキーボードと違うんだ。これも個人的には納得できなかったな。日本語入力だけする人なら納得できるかもね。
ふうん。
親指シフト使うと、確かに快適になる部分もあるけど、不便になる部分もあるってことだ。その不便になる部分を納得できるかどうかだね。
専用じゃない、普通の日本語キーボードで親指シフトしたいなら、親指シフトを改良した「小梅配列」というのもあるようだぞ。 http://homepage2.nifty.com/61degc/reports/koume/
私は試してないのでオススメできるかわからないけど。
それは使っている人が少なそうで不安だな。
親指シフトは、今でも使っている人が多くいたり、専門店があるという実績が大きいよね。