- 以前アウトラインフォントを作成したりもしたけど、コーディングにはビットマップフォントがいいと思うようになった。
IPAゴシックにTerminusビットマップを埋め込む
- http://d.hatena.ne.jp/cadr/20061009/1160376201 を参考にした。
- http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/ のTrueType版(p1)を取得して、 ipag.ttfを取り出す
- http://www.is-vn.bg/hamster/ の http://www.is-vn.bg/hamster/terminus-font-4.30.tar.gz を取得。
- http://www.geocities.jp/meir000/fontforge/ で http://www.geocities.jp/meir000/fontforge/fontforge-mingw_2009_10_28.zip を取得。
- fontforge.bat起動して、ipag.ttfを読み込む。ビットマップは12,14,16を選択して取り込み。
- 半角円記号は U+005cから U+00A5に移動する。右クリック／コピーして、右クリック／貼り付け。(これで ¥ で半角円記号が表示できる)
- 半角スラッシュ「/」の文字を選択して右クリック／コピーして、半角円記号を選択して右クリック／貼り付け。ダブルクリックして文字編集。スタイル→変形→反転(水平)。文字編集ウィンドウ閉じる。(これで U+005C がバックスラッシュになる)
- エレメント／フォント情報で、OS/2／Panose／幅の比率をMonospacedにする。(これをしないとWindowsの等幅フォントとして認識されない)。一般情報／解釈を日本語にする。GridFittingのFor PixelPerEMの8を11にする。(これをしないと8ポイントがギザギザになる)。あと、「名前」や「TTF名」の中身の文字列(フォント名、バージョン、著作権等)を適当に修正。
- ファイル／取り込みで、terminus-font-4.30/ter-u12n.bdf と ter-u14n.bdf と ter-u16n.bdf を取り込み。「ビットマップを上書きしますか？」と聞かれるので「はい」
- ファイル／フォントを出力で、「アウトラインフォントなし、BDF」を選び、12ピクセルを出力。BDFファイルをテキストエディタで開き、12→13変更して、ファイル／取り込み。(Windowsの10ポイントでもビットマップ表示にするため。ちなみにEBSCテーブル書き換えも試したがうまくいかなかった)
- ファイル／フォントを出力で、「アウトラインフォントなし、BDF」を選び、14ピクセルを出力。BDFファイルをテキストエディタで開き、14→15変更して、ファイル／取り込み。(Windowsの11ポイントでもビットマップ表示にするため)
- 表示／12〜16pixelビットマップ を選び、少し文字を修正する。(Terminusのままだと区別しづらい文字を変更)
- ファイル／保存でsfdを念のため保存。ファイル／フォントを出力 で、TrueTypeにして出力。
- 生成したttfをダブルクリックして、まともか確かめる。
- フォントフォルダにインストール。
フォント名は Terminusと日本語フォントを組み合わせたので、最初 Terminus-IPAGothic にしようかと思ったけど、IPAフォントVer3を見るとどうもIPA側としては、改変フォントに「IPA」という文字は入れてほしくないらしい。このフォントは旧IPAフォントを基にしているので、別にVer3のライセンス条項に従う必要はないんだけど、なるべく元ライセンス保持者の意向は尊重したいので、IPAという文字をフォント名に入れないことにした。いろいろ地名とか考えたけど、わからないので、Terminus-JP でいいかと思った。でも日本語フォントなので「ja_JP」をつけようかと思ったけど、フォント名に「_」をつけると(XLFDとかで)面倒なことになるので、「ja-JP」をつけることにした。
