Flex SDK 4.0 + FlashDevelop 3.1.0 を導入
これまで Flash CS3とwonderflを使って、ActionScript3開発を学んできた。
今回、Flex4.0 と FlashDevelopを導入したのでメモ。
環境
WindowsXP
Flex SDKを導入
- Flex4SDKをダウンロード。
http://opensource.adobe.com/wiki/display/flexsdk/Download+Flex+4 - zipファイルを展開する。 C:\home\flex4 に展開した。
- コマンドプロンプトを起動。
C:\home>path (パスを確認) C:\home>PATH=%PATH%;c:\home\flex4\bin (パスを通す) C:\home>mxmlc FlashTest.as (コンパイルしてswf生成)
んー、Flash CS3で表示されなかった警告も表示されてるな。
ちゃんとFlashTest.swfが作成されました。
C:\home\flex4\runtimes\player\10\win\FlashPlayer.exe にswfをドラッグドロップ。ちゃんと動作する。
ちなみに、ここで使ったFlashTest.asは
http://livedocs.adobe.com/flex/3/langref/flash/display/LoaderInfo.html
のページ一番下のサンプルコードほぼそのまま。
FlashDevelopの導入
2010年4月現在の最新版 3.1.0 を入れる。
trace文でデバッグしたいので、
http://d.hatena.ne.jp/ActionScript/20090320/fd_flex4_sdk_trace
のとおりにインストールした。
使い始めて1日で(まだあまり詳しくないので誤解もあると思いますが)思ったこと
使いにくいとこ (Emacs+ActionScript-modeと比べて):
- 同じソースファイルの上と下を一画面で見れない。
- ちがうソースファイルを一画面で見れない? いちいちタブ切り替えして見比べるのか……?
- FlashDevelopの補完は既存クラスだけかな? 確かに既存クラスについては細かく補完できるんだけど。Emacsの動的補完は読み込んだテキストすべてを候補に補完できるから別のファイルで定義した関数名も普通に補完できるし
- 設定項目に Disable .. : false みたいなのがあって二重否定だからとてもわかりにくい。日本語で言えば、「自動的にフォーマットされる機能を無効にします: いいえ」みたいなので、よく考えないと意味がつかめぬ。「自動的にフォーマットします: はい」のほうがぜったい分かりやすいので、今後でもいいから、こうしてくれないかな。
- マニュアル(リファレンス)を一発で見られるショートカットキーはないのか? これ期待してたんだけど。
- Emacsキーバインドが使えない。これはEclipseベースのFlashBuilderなら使えるんだろうな…。
- FlashDevelopじたいは大きくないけど、dotNetパッケージの容量が大きい。
使いやすいとこ:
- エディタ画面とtrace出力画面を一画面で見れる。trace出力画面の位置が固定してて見やすい。
- プロジェクト作ったら、勝手にswfobject.jsつけた公開ページを作成してくれた。これは助かる。
- 動作が軽い。Eclipseと比べると軽くて助かる。FlashBuilderはEclispeベースだから重いんだろうな
- デバッガが用意されている。リリースノート見たらデバッガ機能の導入を説明してあった。
- 設定をデフォルト以外に設定した場合、そこが太字で表示されて変更した点が一目で分かる。
設定を変更した箇所:
ツール/環境設定/FlashDevelop
ツール/環境設定/ASCompletion
- Disable Code Reformat : True
Enterキー押したときに、「if (i=0; i<str.length; i++){」を「if ( i = 0 ; i < str.length ; i++ ) {」みたいに勝手に空白を入れるかどうか