gdi++ Heliumの設定を変更

以前の記事: [フォント] gdi++ Heliumの設定 http://d.hatena.ne.jp/itouhiro/20110210



[しゃべり担当] Windows環境でフォントをキレイに表示する gdi++ Helium(ジーディーアイ・プラスプラス・ヘリウム)だけど、設定を変えたんだ。


[合いの手担当] その理由は?


[しゃべり担当] 前の設定だと、文字がにじんでるんだよね。
にじみを減らす方法を調べると Saturation の値を変えればよいとわかった。


Saturation の値を +8 から -12 まで変えてみて、にじみがどう変わるのか調べてみたよ。









[合いの手担当] マイナスにすると、にじみは減るけど、文字が薄くなるね。


[しゃべり担当] うん。結局 Saturation を -8 に設定したよ。ちょっと薄いかなーと思ったけど、Windows7標準のClearTypeと見比べたとき、特に違和感ない。
(アニメGIFでgdi++ HeliumとClearTypeを交互に表示します)


[合いの手担当] 比べるとgdi++ Heliumのほうが多少濃くみえるくらいだね。


[しゃべり担当] 現在の設定はこうなっている。使っているgdi++ Heliumのバージョンは以前の記事と同じだよ。

gdi++.ini

[General]
Name=itouhiro

; 子プロセスにも自動適用
; [0:Disable]  1:Enable
HookChildProcesses=1

[Rasterize]
; ヒンティング方式
; ※"=0"を推奨
; 0:NoHinting  [1:Normal]  2:AutoHinting  3:Light+AutoHinting
HintingMode=0
; アンチエイリアス方式
; ※一般的なRGB配列の液晶モニタであれば"=0"を推奨(BGR配列のモニタに於いては"=3")
; 0:Disable  [1:Grayscale]  2:SubPixel(RGB)  3:SubPixel(BGR)
AntiAliasMode=2
; 標準のウェイト
; ※"Individual"で個別設定されているフォントには適用されない
; -32:+32
NormalWeight=0
; 太字のウェイト
; ※"Individual"で個別設定されているフォントには適用されない
; -16:+16
BoldWeight=0
; 斜体の傾き具合
; -16:+16
ItalicSlant=-3
; 濃さの調整
; -32:+32
Saturation=-8

[Misc]
; gdi++に処理させる最大サイズ(ピクセル単位)
; 0-2147483647
MaxHeight=72
; ガンマ補正を使う
; ※1ピクセル単位で処理+浮動小数点型に変換しているのでoffの場合より描画が遅くなります
; ※古い液晶モニタでガンマ値が1.2〜1.6等の場合に効果を望めると思われる
; ※最近の一般的なsRGB≒2.2対応液晶モニタであれば"=0"を推奨
; [0:Disable]  1:Enable
GammaCorrection=0
; α値を補間する
; ※GammaCorrection="0"の場合のみ有効
; 0-16
Interpolation=0
; 縦書きを使用する
; [0:Disable]  1:Enable
VerticalText=0
; モジュールリストの優先順位
; [0:Deny]  1:Allow  2:Allow->Deny
ModuleListOrder=1

[FreeType]
; FT_Library_SetLcdFilterに渡すパラメータ
; ※好みに応じて"=1"または"=2"を推奨
; ※"=16"は比較テスト用なので通常は用いない
; [0:None]  1:Default  2:Light  16:Legacy
LcdFilter=1
; FreeTypeのバージョンチェックをスキップ
; ※通常は"=1"で可
; [0:Check]  1:Skip
SkipVersionCheck=1

[Cache]
; キャッシュ
MaxFamilies=8
MaxStyles=12
MaxBytes=8388608


[Individual]
; フォント別設定
; ※使用する環境に応じて適時修正、追加、コメントアウトする
; Format: FontName=Hinting,AAMode,NormalWeight,BoldWeight,ItalicSlant
;メイリオ=,,14,-7
;Verdana=,,-16,-13
;Arial=,,-7,-10

[FontLink]
; フォントリンクのような物
; Format: FontName=Name1,Name2,Name3, ... (Max:16)
; Tahoma = MS UI Gothic, SimSun, PMingLiU
Lucida Sans Unicode = MS UI Gothic
MS UI Gothic = SimSun, PMingLiU
Microsoft Sans Serif = MS UI Gothic
Courier New = Migt 1M

[Exclude]
; 除外フォント
Marlett
Tahoma
MS UI Gothic
MS Pゴシック
MS ゴシック
Terminus-ja

[AllowModule]
; 許可モジュールリスト
iexplore.exe
firefox.exe
palemoon.exe
chrome.exe
iron.exe
opera.exe
thunderbird.exe
notepad.exe
WINWORD.EXE
EXCEL.EXE
POWERPNT.EXE
soffice.bin
sakura.exe


[DenyModule]
; 拒否モジュールリスト

[UnloadDLL]
; ロードさせたくないプロセス
;imejpmgr.exe
;msdev.exe
;devenv.exe

[GdiTray]
; 起動時、自動で有効にします。
; 0:off  1:on
AutoEnable=1

; メッセージ表示にバルーンを使用します。
; 0:off  1:on
NotifyBalloon=1

; INI切り替え機能を使います。
; 0:off  1:on
MultiINISelector=1

; アイコン付きメニューを使います。
; 0:off  1:on
CoolMenu=1

; 左ダブルクリックの動作を指定します。
; 0:再適用  1:on/off切り替え(gdippManager互換)
ToggleDoubleClick=0

; タスクトレイのアイコンを変更します。
; 0-9
IconIndex=3

; 再描画のウェイトを指定します。
; 1-2000 [ms]
RedrawDelay=250


Fonts & Encodings

Fonts & Encodings

  • 作者: PHorne
  • 出版社/メーカー: Oreilly & Associates Inc
  • 発売日: 2007-09
  • メディア: ペーパーバック