LibreOfficeのCalcをExcelに近づける
LibreOffice 3.6に含まれるCalc(表計算ソフト Excelの代わり)はある程度はExcelに似た操作キーになっているけど、こまかいとこが違う。
なるべくExcelに近づける設定をここにメモ。
設定
- [ツール - セルの内容 - オートインプット] を Offにする。
- [ツール - オートコレクトオプション - オプション] すべてチェックを外す。
- [ツール - カスタマイズ - キーボード - ショートカットキー] Ctrl + R を [範囲:編集, 機能:右方向へコピー] → [変更]ボタンを押す
- [ツール - カスタマイズ - キーボード - ショートカットキー] Ctrl + - を[範囲:編集, 機能:行の削除] → [変更]ボタンを押す
- [ツール - オプション - LibreOffice - オンライン更新] を Offにする。
- [ツール - オプション - Libre Calc - 表示 - 表示 - テキストのはみ出し] をチェック外す。
- [ツール - オプション - 読み込みと保存 - VBA属性]ですべてチェック外す (「マクロが含まれています」という警告が出なくなる) http://oooug.jp/faq/index.php?faq%2F4%2F651
- [ツール - オプション - 言語設定 - 言語 - 文章作成支援 - オプション - 自動スペルチェック] を Offにする。
私がCalc使っていて気がついたのは以上ですが、ほかにも
http://mahoro-ba.net/e1504.html
に、ExcelとCalcの違いがあるようです。
ExcelからLibreOfficeのCalcに移行した理由
Excel2000は起動後固まって反応しないことがWin7でたまにある。そのたびにWin7再起動しなくてはならない。
Excel最新版は、お値段は昔より安くなっていて買ってもいいかなと思ったけど、アクティベーションがめんどう(電話して変更理由を陳述して54文字の数字を読み上げ42文字の数字を書き取って入力する http://d.hatena.ne.jp/soho2012/20110802/1312287357 とか仕事じゃないんだから)。数万円払ったうえに こんなこと したくない。
なので、LibreOfficeのCalcに移行した。
気がついたこと:
- 動作はExcel2000よりは遅い。→無料だし許容範囲内。
- ファイルサイズが大きくて、Writer(Wordの代わり)、Impress(PowerPointの代わり)などもインストールしなくてはならない。→無料だししかたない。
- アプリが固まることはわりとある。→タスクマネージャーでsoffice.binをkillしてからアプリ再起動で直るので、Excel2000よりは まし。
- 「条件つき書式」に日本語入れると文字化けして動作しない。→「条件つき書式」は使わないことにした。
- Calcでxls形式で保存はできるが、[セルの書式設定 - 分類]を何度「数字」にしても、そのxls再読込すると「日付」に戻ってしまうという不具合あり。→xlsはあきらめてods形式で保存する。
- フォント指定で「Tahoma」指定すると日本語フォントにMS UI Gothicが使われない。→[セルの書式設定 - フォント]で英語フォントと日本語フォントを別々に指定する。
自分はCalcを色塗り方眼紙とか罫線つきメモ帳として使ってるので、LibreOfficeで問題ない。しかしExcel最新版のほうが高機能で早くて停止しないことも確か。
LibreOfficeは2013年にAndroid版もでるそうだ。期待している。