WindowsXP+一太郎2013でgdi++,gdipp,MacTypeを調査
縦書き
- gdi++ 0787 http://www39.atwiki.jp/gdiplusplus/pages/12.html
- gdi++ Helium 20090211
- gdipp0.9.1 http://code.google.com/p/gdipp/
- MacType 2012.1022.0 http://code.google.com/p/mactype/
- 出版社/メーカー: ジャストシステム
- 発売日: 2013/02/08
- メディア: Software Download
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横書きならgdipp効いている。
画像: 一太郎からClearType表示はしていない。gdippの効果で文字が滑らか
[ファイル-文書スタイル-縦組み文書に変換]で縦書きに変換すると‥‥。
縦書きはgdi++,MacType等どれもFreeType効果ないことがわかった。
画像: ClearTypeの効いてない画面。これはガタガタだ
一太郎の機能でClearType効かせることならできる。これでよしとするしかないようだ。
画像: ClearTypeの効いた画面。さきほどよりはマシになった。FreeTypeに比べるとガタつきがあるのだ‥‥
エディタモードでも横書きならキレイ。
前置き
WindowsXP/7ではフォントのアンチエイリアス表示に ClearTypeが使われている。これは欧米では評価が高いそうだが、日本語に関してはガタついた感じに見えてよろしくない。
Windowsは「メイリオ」フォントだけはClearTypeでキレイに見えるよう調整されているが、ほかのフォントはガタガタだ。
それを補うために、Linuxで使われているFreeTypeをWindowsのフォントレンダラーとして使うソフトが現れた。
gdi++ FreeType版は日本生まれだが、開発が止まってしまった。これはソースコードを公開していたので、後継バージョンを生み出すことになる。
gdi++ Heliumは日本の開発者が gdi++を開発して軽量化したものだ。しかし「ソースはいつか公開する」といいながら一度も公開せずに、開発が止まった。
gdippは中国の開発者が、gdi++を元に開発している。
MacTypeも中国の開発者が開発している。これもgdi++を元にしてると思われる。ClearTypeに不満がある漢字圏のユーザーだけが開発しているのが現状だ。