NGワードを、Webブラウザで見えないようにしてくれる「WebAborn」がAndroidでも動いたぞ。
参考記事: WebページからNGワードを消すWebAbornバージョン7をリリース
Android版FirefoxではGreasemonkeyが動かないんだよな、いつか動くかな、と待っていた。
しかし Opera Mobile はすでに User JavaScript つまり Greasemonkey機能に対応していたんだ。最近知ったんだけど。
そこでさっそく私の手持ちのスマートフォン docomo Xperia (SO-01B) で動作させてみたよ。
User JavaScript設定前
User JavaScript設定後
おー、確かに動いてるね。
こういうNGワードが2語しかないのだけじゃなくて、NGワードを数百登録しても、問題なく動く。スマートフォンだからPCよりは動作速度が重いんじゃないかと思っていたけど、それほど遅くなった感じはしない。
ただしタブを使って複数ページを見てると、ときどき効いてないページがあるんだよな‥‥。信頼性には欠ける印象だ。
でも Android版Firefox4 よりずいぶん動作が軽いし、常用に値するブラウザかなと思った。
さて、Opera MobileへのWebAbornスクリプトの登録方法を説明しよう。
Opera MobileへのWebAbornスクリプトの登録手順
- Opera MobileをAndroidにインストールする。Android Marketから入れればよい。
- OperaのURL欄に「opera:config」と入力して、設定ファイルエディタを出す。
- [User Prefs]の
- Always Load User JavaScript をチェック
- User JavaScript をチェック
- User JavaScript File にどこかのフォルダを指定する。ここでは /sdcard/Android/data/operajs フォルダを指定した。
- [User Prefs]の
- 画面下の[保存]ボタンを押下。
- Operaを閉じる。いったん TaskKillerソフトを使ってOperaを停止するか、Android機の電源をオフ・オンする。
- WebAbornスクリプトはPCで作る。
- それをAndroidの /sdcard/Android/data/operajs 以下にコピーする。
- Operaを立ち上げれば、WebAbornが動作しているはず。
詳細
Opera Mobile 11 のURL欄に「opera:config」と入力
Always Load User JavaScript をチェック
User JavaScript をチェック
User JavaScript File にどこかのフォルダを指定する。ここでは /sdcard/Android/data/operajs フォルダを指定
WebAbornスクリプトをAndroidの /sdcard/Android/data/operajs 以下にコピー
WebAbornスクリプトのコピーは、
- PCとUSBケーブルでつないで WebAborn.user.jsをSDカードにコピーしてもよい。
- 私は『DropBox』でAndroidにuser.jsをダウンロードしてから、先ほど指定した /sdcard/Android/data/operajs フォルダを作って、そこに『ESファイルエクスプローラ』でファイルを移動して置いた。
スマートフォンってAndroid以外にもあるよね。iPhoneとかどうなんだろう?
iPhone/iPadではOpera Mobileがないから動かなさそうだ。Windows PhoneはOpera Mobileがあるから動くんじゃないかな。
Androidはタブレット型とかでも動いてるから助かるね。
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