簿記の学習(9) 売上原価1

(○-○) いきなりだが決算処理を勉強するぜ。


(・∀・) 仕訳と勘定科目を学習してたんじゃなかったのかお。


(○-○) TACのセミナーを受けたんだが日商簿記3級の学習範囲で2級でも取り上げられるものとして、決算の処理を説明されたんだ。おれそこは学習してなかったからさ、急いで学習してるんだ。


(・∀・) TACに行ってみてどうだった?


(○-○) なんか参考書が読みやすくなったな。すいすい頭に入ってくるようになった。セミナーっていっても50分しかない授業だったんだがな。今まで独学だったからな。あと新宿校に行ったんだが、20代くらいの女性が多かったぞ。男より女性のほうが多いというのは新鮮だった。


(・∀・) ふーん。


(○-○) まず売上原価の計算だ。
販売益(あらり 粗利)を算出するためには、「売上−仕入」ではだめなんだ。「売上−売上原価」で商品販売益を求めることができる。


(・∀・) なんでだめなんだろう。


(○-○) それは仕入れても売れ残って倉庫にあるやつが、「仕入」にはまざってるだろ。売れ残りは資産だから繰越商品にして、仕入からは便宜的に引いて計算するんだ。
「売上原価」ってのは仕入に去年の売れ残り(期首商品棚卸高)を足して、今年の売れ残り(期末商品棚卸高)を引いた額なんだ。


(・∀・) 去年の売れ残りは今年仕入れたことにする。今年の売れ残りは仕入れなかったことにする。そう計算したときの仕入額が売上原価なんだね。


(○-○) 簿記の考えでは、会計期間つまり今年に売り上げたものだけを今年の仕入れとして売上を計算する思想がある。会計期間の中か外かを区別したがるんだ。



(○-○) 次は貸倒(かしだおれ)なんだが


(・∀・) これって何のためにあるのかさっぱり分からんお。